《かごしまのニュース》
『【9月】夏休み中 豪雨に見舞われた姶良市加治木町 竜門小学校では始業式 鹿児島県』
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●北記者リポート
「1日から9月です。子どもたちにとっては、新学期のスタートとなる1日ですが、このように被災地の小学校では、通学路に通れなくなっている場所がります。そんな中、子どもたちはどんな気持ちで1日を迎えたのでしょうか」
姶良市加治木町にある竜門小学校。夏休み中、線状降水帯の発生で豪雨に見舞われましたが、1日、2学期のスタートを迎えました。
●竜門小6年生
「学校楽しみだなという気持ちで来て、来たあとは友達としゃべったりしていました」
大量の土砂が流入し、プールも校庭も使えなくなっていた竜門小ですが、1日の校庭は、この通り。見えなくなっていた芝生の緑も、遊具も、2日から使える状態にまで復旧が進んでいました。
ただ、1日は笑顔も見られた子どもたちですが、提出された夏休みの宿題にはこんな言葉が。
「断水は2週間以上続き、復旧には大変時間がかかりました。いまは水が使えるようになって、なおしてくれたのでとても感謝してもしきれません」
多くの場所で断水が発生したこの地域。なかには自由研究のテーマにしたという児童も。始業式、代表のあいさつをした岩下さんは大雨の中、考えたことを振り返りました。
●竜門小・岩下茜さん
「運動会をとても楽しみにしているので、みんなとやりたいと思った。校庭が元通りに戻って運動会ができることを願いました」
気にしていたのは、2学期最大の学校行事とも言える「運動会」
校内には、まだ完全に復旧していない場所も多くあり、近くの運動施設で時間を短縮して開催することが決まりました。
校長先生はこどもたちの表情の変化をこう振り返ります。
●竜門小学校・西耕治校長
「子どもたちも21日(出校日)と比べても非常に晴れやかだったので、雰囲気も良かったので、1日に向けて色々な人に頑張ってもらえてよかったと思う
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