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西之表市・馬毛島で進められている自衛隊基地整備を巡り、種子屋久高速船が工事関係者専用の船をチャーターし、運航を始めました。

運航が始まったのは、西之表港と鹿児島港を結ぶ種子屋久高速船のチャーター便です。
九州防衛局によりますとチャーター便の運航は基地整備に従事する工事関係者が増え高速船の定期便が混雑している状況を緩和する目的だとしています。
チャーター便は馬毛島で自衛隊基地の整備に従事する工事関係者専用で、毎週月曜日の午前と金曜日の午後にそれぞれ１往復ずつ運航します。
基地整備はおととし１月に始まり、工事関係者は２月末現在、馬毛島島内の仮説宿舎に３６５０人、種子島の宿泊施設などに１８８０人の、あわせて５５３０人が滞在しています。

祝日の29日も西之表港では台船に車両やトラックを積む関係者の姿が見られました。