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〜キンスペ〜
毎月第1金曜日しんや1時15分〜放送
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金曜深夜にお送りする "面白ければなんでもあり" がモットーの「情熱バラエティー番組」

【11月17日 24:15〜放送】
鹿児島県方言週間
『鹿児島県方言週間』。
県内各地で受け継がれている方言を次世代へ継承していくことが重要であることから11月の第3週目に制定された。

そこで今回は、鹿児島県鹿児島市育ちの安藤菜夏と、鹿児島県に住み始めて半年、福岡育ちの鹿野アナが方言の魅力をご紹介!!




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◆鹿児島方言研究会・鹿児島弁検定まずご紹介するのは、鹿児島市西陵で活動をしている「鹿児島方言研究会」
和紙をこよなく愛するご主人が県内5カ所ある支部会員と連携して方言を研究、継承活動を行っている。
県本土では、薩摩・大隅半島で大きく方言が異なっていて、さらに2つの半島の中でも細かく分かれている。
地区別に分かれている方言を楽しく継承する目的として誕生したのが『鹿児島弁検定』。初級・中級・上級・師範とレベルが4段階に分かれていて、自分のレベルに応じた鹿児島弁を学ぶことができる。

◆南九州市頴娃町
続いて2人が訪れたのは、南九州市頴娃町。独特の進化をとげた『頴娃語』があるらしい。
さっそく町民に話を聞いてみると、独特の訛りは感じる事ができるが、方言は話していない。
そこで、地元の人で賑わう食堂を訪ねてみると・・・本場の『頴娃語』に圧倒されてあ然としてしまう2人。県外などで『頴娃語』を使うと海外の人に間違われるんだそう。
そんな『頴娃語』離れを無くそうと小学校である取り組みが行われていた。学習発表会で発表する劇『おおきなカブ』のセリフの一部に『頴娃語』が用いられている。教育の現場で『頴娃語』を取り入れる事で継承活動につながっている。

◆大隅地方 鹿屋市
最後に訪れたのは鹿屋市。訪れたのは『鹿屋市中央公民館』。
調理室では鹿児島方言研究会大隅支部の方たちが鹿屋の特産品『落花生』を使った『だっきしょおかべ』を作っていた。
鹿野アナが『だっきしょおかべ』作りを体験。
鹿児島市とはまた違った大隅地方特有の訛りや方言が飛び交っていた。『だっきしょおかべ』などの食育を通じて若い世代に方言の魅力などを継承している。
さらに、歌で方言の継承活動を行っている夫婦を訪ねた。
坂田さん夫婦は教員だったが、退職を機に大隅地方の方言を高齢者施設で働く若者などに継承する活動を行っている。実際に大隅地方に伝わる『おじいさんエおばあさんエ』を聞かせてもらった。

★出演者
・KKBアナウンサー
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