鹿児島放送番組審議会

第404回 2022年11月24日

 KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者8人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見が交わされています。審議対象は自社制作ニュース番組「Jチャン+」です。
今回は10月31日(月)から11月4日(金)の放送回について討議しました。主な討議内容は次のとおりです。

課題番組「Jチャン+」
(令和4年10月31日(月)〜11月4日(金)放送回)

  1. 村川アナ、小田アナの落ち着きや安定感が感じられる。浅川気象予報士が加わったことで番組全体のレベルアップにもつながっていると感じている。
  2. ゲストが出演することで、スタジオがいつもと違った雰囲気になり、どのような話が聞けるのかといった楽しみが加わると感じた。
  3. 最初で最後の挑戦、全国和牛能力共進会で日本一に輝いた87歳の宮園春雄さんのその後は、飾りのない宮園さんの素顔がとてもよく映し出されていて感銘を受けた。
  4. 感想やコメントなど、取材した側の肉声のようなものが入ってくると、さらに親しみが持てる内容になったのではないかと感じた。
  5. 映像が持っている力、映像で伝える説得力、臨場感は非常に強い。取材を重ねていくことで強みのある得意分野のコンテンツになっていくと思う。地元の局ならではの食や畜産のテーマに継続的に取り組んでいただきたい。
  6. 漂着ごみのファッションショーの話題は、漂着ごみがどれくらいあって、どのような問題になっているのかというデータなどを付け加えると、取り組みの意義がしっかり伝わったのではないかと思う。
  7. 伝統的な民俗行事である曽於市の「弥五郎どん祭り」と鹿児島市の顔である「おはら祭り」を同時に扱ったのはバランス的には良かったのではないか。
  8. 「この店この味」で志布志のラーメン店の特集があった。近所の方はもとより県外の方からも愛される要因をしっかりと伝えていた。店の情報も地図や営業時間、連絡先などをしっかり押さえていて、好印象だった。
  9. 「週刊こども食堂」は、開催日時だけでなく、何か自分ができることはないかと思っている方への情報も入れてあったので、良くなっていると思う。
  10. 若いアナウンサーの成長を頼もしく感じている。「夕方のニュースはKKB」と県内の視聴者に言ってもらえることをこれからも期待している。
 以上のような感想や意見、要望が出されました。
KKB鹿児島放送は今後もこれらの声を番組制作にいかしてまいります。
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